技術紹介
金属・樹脂に高精度な透かし刻印を実現する特許技術「WEM(ウェム)」
【例 Ⅰ】
WEMマイクロ透かし(例:偽造防止ステッカー)
金属や樹脂の表面に、陰影を利用してマイクロ文字などを浮かび上がらせることが可能です。
その表示は非常に微細で、肉眼では判別が難しい構造となっています。
【例 Ⅱ】
➡
WEMカメレオン透かし(例:偽造防止金属プレート)
金属や樹脂の表面に、光の陰影によってロゴマークや記号などを浮かび上がらせる技術です。
その仕上がりは、紙幣の透かしのように肉眼で視認可能な構造となっています。
この複製が極めて困難な「WEM Technology」を用いた製品は、専用アプリにより誰でも簡単に真贋判定が可能です。
これにより、従来の技術では防ぎきれなかった偽造品・模倣品の流出を確実に防止できます。
技術の特長
WEM Technologyで作られた製品は、複製不可能です
「WEM透かし刻印」は、単に金属や樹脂にマイクロ文字を刻印するだけの技術ではありません。
導入先ごとに、文字の種類・サイズ・配列パターン・刻印の深さ・背景デザインなどを細かくカスタマイズし、
光の陰影によって最適な立体表現が浮かび上がるよう、精密に設計・刻印されます。
そのため、透かしの陰影は製品ごとに唯一無二の構造となります。
こうして刻印された立体的な陰影は、高性能スキャナーやコピー機で写し取ることはできません。
また、レーザー刻印機を用いたとしても、陰影の立体構造を解析・再現することは不可能です。
たとえ外観のみを模倣できたとしても、陰影によって浮かび上がる透かしを再現することはできません。
さらに、専用の真贋判定アプリが複数の要素を照合することで、不正品は確実に識別・排除されます。
オリジナルの真贋判定アプリを提供
専用アプリを使用することで、誰でも簡単に真贋判定が可能です。
WEM透かしは導入企業ごとにカスタマイズされており、それぞれの仕様に応じたオリジナルの専用アプリを開発・提供いたします。
※基本的にはiPhone(Apple社)対応アプリとして提供いたしますが、仕様や使用環境によっては専用リーダーをご用意する場合もあります。
直接刻印だけでなく刻印転写技術も確立
製品への直接刻印に加え、金型へのWEM透かし刻印技術も確立しました。
これにより、射出成形品への透かし転写も可能となり、さまざまな材質・形状の製品にWEM技術をご活用いただけます。